平成31年第 1回定例会-03月08日-04号

◆1番(船引嘉明)
 議長よりお許しをいただきましたので、始めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 まず、小牧市を守り発展させるために市長を挙げて理事の皆さんが日夜奮闘していただいていることに、心から深く感謝いたします。
 ふと気づいたのですが、こよなく小牧を愛する住民をふやすには、若いころから市内のあらゆる活動に関心を持って、役に立ちそうなものや楽しそうなものに好奇心を持って参加するところから始まるのかなと、今の自分の境遇や体験を通して感じております。
 さて、本日は就労支援に的を絞って御質問をさせていただきますが、その前に、「SDGs」を御存じの方も多いとは思いますが、関連がありますので少し触れさせていただきます。
 国連サミットで採択された持続可能な開発目標17項目を2030年までに達成しようと具体的目標として169項目のターゲットを定めたものです。このもとになったものが、同じくサミットで2000年の千年紀に打ち立てられたミレニアム開発目標「MDGs」であり、8つのゴールを決めて21世紀の世界が抱える課題を包括的に上げたもので、その普遍的な目標として「誰も置き去りにしない」という約束が掲げられ、何事も自分事としてとらえ生活していくことの大切さを訴えたものを基準にしたとのこと。2015年の達成期限を前に、これにかわる新たな世界目標として定められたものであります。
 2018年8月にはこの達成ランキングの発表があり、日本は何と156カ国中15位、トップ5は、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ドイツ、フランスです。日本の評価は、ゴール4の目標「質のいい教育をみんなに」だけ4段階査定の1番目で、たった1つ。レベル2については7つ、レベル3については4つ、最低レベルの4番目が5つ。特にこの最低の内訳が気になるところですが、その中身は、「ジェンダー平等を実現しよう」「つくる責任つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」「パートナーシップで目標を達成しよう」でした。
 今回の質問は、このパートナーシップにかかわる就労支援について質問します。
 人間が生活する上での二面性、人は時と場合によって働きと消費する側に変わりますが、人間は悲しいかな、どうしても自分の都合のいいほうに考えてしまいます。
 そこで、我が国の少子高齢社会もその縮図ではないかと思われるような点があるわけです。人口減少、さらには長寿命化の人口のこの流れは今後も避けられず、社会保障制度の改革を迫られております。そのため、国を挙げて人づくり改革や働き方改革が叫ばれる中、人手不足にあえいでいる企業も多く、地方創生策などの適切な対応が喫緊なる問題として取り上げられております。
 古くから「城は人でもつ」と言われるように、我がまち小牧は財政基盤を支える企業誘致力と幹線道路網をもとに発展しているまちであり、これをさらに推し進めていくことは市の生命線であります。その生命線のもととなる企業を支える豊富な人材確保、人的資本こそ、生産力向上のかなめ、かつ消費経済の活力源となります。
 先日、議員研修会の折、我が市の将来を予見する気になるデータがありましたので、こちらも少し触れさせていただきます。
 来年2020年には65歳以上を指す高齢化率が約25.8%と予測、この後も幾つか数値を述べますが、時間の都合上、約と予測を省きますので、お取り扱いには御配慮願います。
 もとに戻りまして、この高齢化率については、全国平均より6年ほどゆっくりであるものの、75歳以上は市民の8人に1人、生産労働人口が10年で5%減り、後期高齢者と言われる75歳以上が83%ふえ、2025年までに15年前と比べて人口は余り変わりませんが、高齢者が45%ふえ、特に後期高齢者が2.3倍、人口比でも2.25倍、要介護3以上が2倍、高齢単身者と高齢夫婦が1.7倍、高齢世帯率1.5倍、このままでは医療制度も5年から10年ぐらいしかもたないと。それは、ここ20年で医療と介護を合わせた費用が13億から20億にふえたせいだと。生産労働人口が11%減少、人口比でも2025年までの前30年比では14歳までが25%減り、そこから64歳までが10%減り、65歳以上が3.3倍、75歳以上が9.7倍、85歳以上は7倍となって、85歳以上の面倒を見るのが108人で1人から13.7人と7.9倍の負担増との話でした。
 これらのデータが物語るのは、今後、膨大なヘルパーや福祉の担い手の確保が急務であり、待遇の改善は必然であること。あわせて、高齢者が健康で地域の資源や資産として活躍がなければ手が回らないことや、医療費の個人的負担が高まり社会保険料を上げざるを得ないことなど。いずれ、公共サービスではないけれど、多様な主体による支援協力や地域のために自主的に総動員で協力し働く協働なしには立ち行かないことを予測していること。国も一億総活躍社会づくりに向けて、マイナンバーによる一元管理によって、それぞれの事情を抱えて生きている国民を総合的・包括的に支援する体制を模索しております。行政サイドの運営の縦割りの難しさはありますが、どの面からとらえるのか、管轄上横断的なものは、生活者として少しでも横串してとらえる機会にして、平成の時代が私たちに掲示した、誰も置き去りにしない、全てを自分事としてとらえて生活することの大切さ、誰もが分け隔てなく個性や能力を発揮して活躍できる、活力ある、ともに生き、ともにつくり出す共生共創社会の実現を望むところであります。
 以上のことをもって、地域社会が持続可能でさらに元気であるには、市長が言われるように、行政だけでなく地域全体で市民が互いに助け合って支え合っていく仕組みを強化し、「小牧市まち・ひと・しごと創生総合戦略」にあるよう、まちがいい環境で魅力があるがゆえに企業も集まり、定着し、仕事がはかどり、産業振興になる。この税収財源をもって、まちがさらにいい環境になり、好循環に拍車がかかる。急激に相対的にもふえ続ける高齢者には、定年後といえども、人生100年時代に向けて、体の許す限り社会参加による人とのつながりや多様な社会貢献をさらに推し進めて、互いに理解し支え合える健康管理や認知症防止、経済的安心感などにつなげていくこと。一方、現役世代には、短時間労働を図り、健康管理や消費行動をふやし、医療費を抑え、少子化をとめる出産育児協力や女性目線の働きで能力を生かした仕事復帰、生産性を向上させるための法改正、移民制・テクノロジーや人工知能の進化など、より多くの機会をとらえて、誰もがパートナーシップ精神を大切に人生をより豊かに潤すことになればと願うわけです。
 今の流れから潤沢にふえる高齢者や外国人、また地域の将来を担う若者層の活躍をさらに推し進めることで、市長の目指す最優先とする安全・安心で快適に、持続可能な、輝き続ける、魅力と活力あふれる夢ある小牧市の実現につながるものと考えます。
 特に、最重要課題とする「元気」と「支え合い」は、地域内循環を目指す本市が独自に取り組んでいる高齢者が安心して暮らし続けることのできる「活力ある高齢社会」の創造という点で、シルバー人材センターで働く皆さんは、自分が住んでいる地域の役に立つ仕事をしているということで地域社会に貢献し、収入源を確保しながら、まさに生涯現役として活躍をしています。そういう意味では、シルバー人材センターは身近な就業支援施設であると同時に、高齢者の皆さんが健康で生きがいのある生活を送っていく上で大変重要な役割を果たしています。
 そこでお尋ねします。
 (1)高齢者の就労支援についてであります。
 アとして、シルバー人材センターのここ3年間の登録者数の推移を問い、イとして、シルバー人材センターの現在の主な活動内容を問い、ウとして、シルバー人材センターへの今後の支援策を問います。
 次に、小牧はもともと外国籍市民は県下でも3番目と言われるほど多く、4月からの改正入管難民法の施行で外国人労働者の受け入れが拡大され、さらに拍車がかかるものと予測されます。労働者の確保はありがたいことですが、これにまつわる課題もマスコミで報道されております。小牧に来た彼らが、来てよかったと、よき宣伝マンであってほしいものとの思いから、多文化共生社会の実現に向けた環境整備のさらなる充実に向けて、生活者としての暮らしやすさという点から推進事業も図られております。外国人の適正・円滑な受け入れ促進に向けた取り組みは、在住・在留・通勤外国人、技能実習生への対応と非常に多岐にわたります。
 そこでお尋ねします。
 (2)外国籍市民の就労支援についてであります。
 アとして、外国人労働者は平成30年10月付で全国で146万人余り、前年比18万1,000人以上の増、国籍別では多い順に中国38万9,000人余り、ベトナム31万6,000人余り、フィリピン16万4,000人余りと聞いていますが、市内も1年前と比べて急増しているようですが、現在の小牧市の在住外国人並びに技能実習生の国籍別の数をお尋ねします。
 イとして、それに対する現在の取り組みを問い、ウとして、多文化共生の点から、今後、安全に安心して暮らせる対策を問います。
 次に、内閣府による平成30年度版若者白書によれば、若者無業者、何もなりわいをしない者ということですね、が全国で約71万人とのこと。我が国の将来を担う若者が安心・納得して働き、その意欲や能力を十分に発揮できる社会の実現を目指し、再学習を含め能力開発などの支援があってもいいのではないか。また、特に小牧は「こども夢・チャレンジ№1都市」を目指していることや子育て世代の流出超過の点からも何とかならないものかとの考えから、さらには、全国的にも若年層の失業率は全年齢と比べ高いこと、就職希望でも一種の社会的排除状態と言える非正規雇用が多く、フリーターは155万人前後で推移しているとのこと。これは所得格差を広げ、地域経済を疲弊させる貧困を社会問題化し、結婚や出産・育児・子育てに起因することにもなると言える重大な問題と言えます。
 このまちで子どものころの夢を育み青年として育ち、チャンスをつかんだこのまちで働き、喜んで住み、ずっと暮らし、地域を支え貢献してくれるように、市長の目指す魅力と活力のあふれる夢ある小牧を創造することが、小牧のさらなる明るい未来につなげられるものと考えます。
 まずは、どうか若者世代や子育て世代の定住促進を図る、病気、けが、障がいなどの理由以外で働けない者への働きかけも取り組んでいただきたいものとの考えから、そこでお尋ねします。
 (3)若年層の就労支援についてであります。
 ア、現在の取り組みをお尋ねします。
 イとして、これからの地域の担い手となる若年層により充実した対応を望むところ、今後の国や県との連携による支援策についてお尋ねします。
 以上で一度目の質問とします。わかりやすく具体的にお願いいたします。

○議長(玉井宰)
 質問項目1について答弁を求めます。

◎健康福祉部次長(伊藤俊幸)
 それでは、質問項目1、就労支援について、(1)高齢者の就労支援についてのア、シルバー人材センターの登録者数の推移についてお答えします。
 公益社団法人小牧市シルバー人材センターの会員登録人数につきましては、平成28年度末で537人、平成29年度末で549人、平成31年2月1日現在で583人であり、近年、緩やかに増加しております。
 以上であります。

◎健康福祉部長(廣畑英治)
 続きまして、イ、シルバー人材センターの現在の主な活動内容についてのお尋ねであります。
 公益社団法人小牧市シルバー人材センターは、高齢者等の雇用の安定等に関する法律に基づき設立された団体であり、原則60歳以上の定年退職者などの希望に応じ、臨時的かつ短期的な就業、その他の軽易な業務に係る機会を提供し、その就業を援助する活動を行っておられます。
 具体的には、公共団体や民間企業、一般家庭からの依頼を受け、樹木の剪定や除草、軽作業、駐車場整理などといった業務を会員に紹介し、会員の希望や能力に応じて仕事を提供しておられます。また、高齢者生きがい活動施設第1みどりの里及び第2みどりの里では、企業から提供していただく、部品のバリ取りや組み付けなどの軽作業と、ミツバや小松菜などの水耕農作物の栽培などの作業を提供しておられます。
 このほか、会員が安全かつ適正に就業することができるように、動力刈払機、剪定作業の安全や技能向上のための講習会や実技指導、交通安全教室なども実施されておられます。
 次に、ウ、シルバー人材センターへの今後の活動支援についてであります。
 小牧市では、公益社団法人小牧市シルバー人材センターが実施する、高齢者の就業に関する情報の収集及び提供、調査研究、就業に関する相談等の活動に係る経費に対して補助金を交付しております。
 また、高齢者への就業機会の提供と健康の増進及び社会交流を図り、高齢者の生きがい活動を推進することを目的に設置している高齢者生きがい活動施設(第1みどりの里、第2みどりの里)の指定管理者に任意指定し、活動の支援を行っております。
 このほか、市の広報に会員募集の案内を掲載したり、市役所窓口にシルバー人材センターについて紹介したチラシを設置することで、会員増加のための支援も行っております。
 今後も高齢者の就労支援のため、シルバー人材センターの活動に対し、このような支援を引き続き実施してまいります。
 以上であります。

◎地域活性化営業部次長(松永祥司)
 続きまして、(2)外国籍市民の就労支援についてであります。
 ア、在住外国人と技能実習生の国籍別の数のお尋ねであります。
 本市の外国人人口は、本年2月1日現在で9,257人であり、その主な内訳は、ブラジル人が3,083人で約33%、フィリピン人が1,382人で約15%、ベトナム人が1,237人で約13%、中国人が1,016人で約11%であります。
 また、本市に登録されている技能実習生は、本年2月25日現在で1,692人であり、その主な内訳は、ベトナム人が762人で約45%、中国人が462人で約27%、フィリピン人が196人で約12%、インドネシア人が127人で約8%であります。
 以上であります。

◎地域活性化営業部長(小林直浩)
 続きまして、イ、現在の取り組みをお尋ねでございます。
 外国人市民の就労支援につきましては、国及び県が中心となり実施しております。
 国では、定住外国人求職者を対象に、日本語も含めた職場でのコミュニケーション、日本の労働法令、雇用慣行等の基本的知識、履歴書の作成等の知識を習得することができる「外国人就労・定着支援研修」を本市で実施しております。
 また、愛知県では、「外国人労働者の適正雇用と日本社会への適応を促進するための憲章」を策定し、普及のためのセミナーを開催するなど、外国人労働者が日本で働きやすい職場環境の確保等を促進しています。
 市といたしましては、国や県の施策の周知に協力するほか、外国人相談窓口を設置し、外国人市民から就労に関する相談を受けた際に、ハローワークなど、適切な窓口への案内を行うなど、国及び県と連携をとりながら、就労支援を実施しているところであります。
 続きまして、ウ、多文化共生の点から、対策を問うでございます。
 本市では、平成23年3月に策定した「小牧市多文化共生推進プラン」に基づき、ごみ分別アプリや防災情報メール配信サービス、119番通報の多言語化など、全庁を挙げて取り組んでおります。さらに、生活に必要な情報をまとめ、外国人向けの生活情報誌として月1回、5カ国語で発行し、周知に努め、多文化共生の推進を図っています。
 また、地域在住・在勤の外国人を対象に、日常生活に必要な日本語を習得するため、小牧市国際交流協会が日本語教室を開校しており、日本語にふなれな外国人市民が多く参加しております。その内容につきましては、平成30年第4回定例会の一般質問において西尾議員にお答えしたとおり、年間で3期、延べ36日間にわたり、各期とも日本語のレベルごとに分けた9クラスと、「生活に役立つ日本語会話」クラスの合わせて10クラス開設し、外国人市民が通いやすい日曜日に開校しています。
 外国人市民の就労支援は、市民と企業と行政が一体となって取り組んでいく必要があり、その実現に向け、多文化共生推進プランを策定し、日本語教室の開校などさまざまな支援を行っているところでありますが、今後につきましては、平成31年度から実施する小牧市多文化共生推進プランの改定作業の中で、現状を検証し、検討していきたいと考えております。
 続きまして、(3)若年層の就労支援のア、現在の取り組みについてお尋ねでございます。
 若年層の就労支援については、国及び県が中心となり実施しております。
 国では、高校生の採用を念頭に、ハローワーク春日井が主催する企業採用担当者と高校進路指導担当教諭との懇談会を、春日井市、小牧市、春日井・小牧両商工会議所と共催で開催しております。
 さらに、春日井市、小牧市、瀬戸市、尾張旭市を所管とする春日井若者サポートステーションにおいて、15歳から39歳の若年無業者を対象に、相談やセミナー、ワークショップなどを通じて若年無業者の就業支援を実施しています。
 愛知県では、若者の就職活動のお手伝いをするため、名古屋市内に「ヤングジョブあいち」を開設し、若年者の就職や企業の求人を支援しています。
 また、大学生の採用については、小牧・春日井両商工会議所主催で、小牧市・春日井市共催の就職フェアin春日井&小牧を開催しております。
 市といたしましては、国、県の施策の周知、ふるさとハローワークの開設、出張労働相談や若者サポートステーションの出張相談時の会場提供、企業採用担当者と高校進路指導担当教諭との懇談会及び就職フェアの共催などにより、若年層の就労支援に取り組んでおります。
 続きまして、イ、若年層に対する支援策についてお尋ねでございます。
 昨年3月の愛知県の求人倍率は、高卒者で2.08倍、大卒者で1.74倍で、就職決定率は、高卒者99.9%、大卒者97.6%と高い数字で、好景気を背景にして平成27年ごろから売り手市場が続いており、現在市では主に人材不足に苦慮する中小企業者の求人活動を支援しております。
 就労支援は経済情勢により左右されるところでありますが、今後も引き続き、ハローワークなど国や県の機関が行う事業の支援を行いながら、社会情勢の変化に合わせた支援策を進めていきたいと考えております。
 以上でございます。

◆1番(船引嘉明)
 御答弁大変ありがとうございました。
 小牧市シルバー人材センターの会員数は近年増加傾向にあること、また、技能向上のための講習を行い会員の安全就業に努めていることを聞き、安心しました。就労の場を提供するだけでなく、安全に業務が行えるようにするこのような取り組みは大変重要だと感じます。
 シルバー人材センターの支援について、1点再質問をさせていただきます。
 小牧市からもシルバー人材センターへ業務を発注していると伺っております。どのような業務をどれくらい発注しているのかお尋ねいたします。

◎健康福祉部長(廣畑英治)
 市ではどのような業務をどのくらい発注しているかというお尋ねでございます。
 小牧市では、高齢者の就業機会の拡大に対して支援するために、公益社団法人小牧市シルバー人材センターとさまざまな委託契約を締結し、業務を発注しております。具体的には、資源回収ステーションの管理、駅の駐輪場の自転車等の整理、市所有地の除草や樹木管理等であり、平成30年度の実績といたしましては、2月末現在の金額になりますが、合計で7,400万円余の契約金額となっております。今後も軽作業を中心に業務を発注していく予定でございます。
 以上であります。

◆1番(船引嘉明)
 ありがとうございました。
 冒頭でも申し上げましたが、高齢者の皆様が健康で生きがいのある生活を送っていく上で、シルバー人材センターは大変重要な役割を果たしております。定年後の40年をどう生きるのか、セカンドライフを楽しく健やかに生き抜くには、高齢者の就労の場はとても大事です。引き続きシルバー人材センターへの支援をしっかりお願いしまして、(2)の外国籍市民の就労支援に移ります。
 法令上国に頼るしかないところ以外は、小牧らしく円滑な受け入れ促進に向けた取り組みを進めていく必要があるのではないかという考えから、ちまたで聞く悪徳仲介業者の排除、契約外雇用体制の排除、関係機関との連携強化、在留管理体制の構築、資格認定の申請記載事項充実による手続の円滑・迅速化と軽減、標準処理期間の慣行、日本語教育体制の充実、能力判定テストの適格判断充実による就労あっせん、在外公館との連携による情報発信の充実、不正滞在者への対策強化など、切り口は山ほどあります。
 これに対して、小牧市実施計画の平成31年度当初予算の概要に出ている多文化共生推進事業の目的及び効果のところに、外国籍市民の生活環境の整備、利便性の向上とあります。事業概要の1番目に推進プランの改定とあり、ここに新たな課題にも対応するとあります。外国人の数の推移も昨年4月から今年の1月の間で600人ふえていると聞いておりますことや、この4月から改正施行されさらなる増加が想定される中、関係法令等に関する知識が十分でない場合も少なくなく、そのため問題が生じやすいと言えます。適正な労働環境の確保という点で、地域での安定した労働条件、雇用管理や労働安全管理の確保、雇用や医療の社会保険の加入促進などについては、関係者への情報提供や相談・指導及び法令違反などの情報提供、また生活サービス環境の改善、円滑なコミュニケーションのための言語対応、児童生徒の教育等の充実、留学生の就職等の支援など、これらに対する具体的な対策について、事前に所管官庁との連携を十分図っていただき、市が同じ地域で暮らす住民として協力を求められるように、国や県任せでなく、市が補完できるところから、どうか市民憲章にならい、希望と働く喜びのある活気あふれるまちにしていきましょう。これは要望としておきます。
 ただ、1点だけ確認させていただきたいところがあります。先ほど5カ国語での外国人向けの情報誌の話がございましたが、毎日の生活にかかわるごみ出し、命の安全にかかわる防災や119番対応について、人口がふえてきているベトナム語への対応などは今後どうなっていくのか、1点確認したいと思います。お願いします。

◎地域活性化営業部長(小林直浩)
 市内に居住しますベトナム人は、その多くが技能実習制度により来日しているため、一定の日本語能力を有しております。したがいまして、ベトナム語の生活情報誌などの発行の要望は多くはありませんが、ベトナム人が増加していることも踏まえまして、国際交流協会の意見を聞きながら、今後、発行に向け検討してまいりたいと思います。
 以上でございます。

◆1番(船引嘉明)
 どうもありがとうございました。どうかよろしくお願いいたします。
 皆さん国を越えてやってくるわけですから、その気持ちに応えられるように、市でできるだけのことをお力添えいただければと思います。ありがとうございました。
 次に、(3)の若年層の就労支援についてです。
 2月26日付の新聞報道に、ハローワーク名古屋中と愛知労働局が1カ所に集約され、「あいワーク」として全面開業した記事が出ておりました。求人と働き方改革の窓口が並び、仕事を求める若者、母親、外国人など対象ごとに分散していた機能をまとめ利便性の向上に加えることや、人手の足らない企業向けの求人部門を企業支援部門に一新し、雇用紹介の枠を超え、働き方改革を進めることで人材支援を確保するなど、「AICHI WISHセンター」を設けた新しい形のハローワークとのことでした。
 小牧での進みぐあいが気になるのは、昼間人口が多いと聞いております。小牧へ働きに来るわけですから、その人たちがいずれ住みかも小牧を選んでもらうことでさらに消費行動につながるのではないかとの思いから、支援をしっかりお願いしたいところです。
 ほかに、若者層の自立支援策として、勤労や職業観の育成、職業能力開発などのキャリア政策、ステップアップトライアルなどのお試し就労、ジョブサポーターを配置して若者自立塾を開くなど、労働局の若者の採用、育成を支援する関係助成金として、主な紹介として、プレ相談、個別支援、職業適性検査、求職活動に役立つ各種ガイダンス、セミナーの実施、グループワーク、まだまだ挙げれば切りがありませんが、企業向けとしても、ユースエール認定制度ということを私も知らなかったものですから、少しお話ししたいと思いますが、この企画にのっとった企業については優先的に適応者をあっせんしてくださる制度だそうです。トライアル雇用による機会拡充など、まだまだ数え切れませんけども、どうか市でも取り上げていただけるものは取り込み、さらなる充実した対応を図り、若者にとっても魅力ある就労環境支援を御紹介していただきたい思います。
 若者の定着につながって、小牧に根を張り、仕事の縁から人との輪が広がり、すばらしいパートナーと出会い、この地で結婚し、子どもを授かり、子どもを楽しみながら育て、幸せな家庭を築いていけるような一連の一人一人の物語の始まりになるようなことを願って、うまく活用してもらいたいものです。
 要望ばかり申し上げて申しわけございませんが、3期目の市長に対して大きな期待を持っているからのことです。どうかよろしくお願いいたします。
 もしお時間があれば、市長の3期目の集大成を目指す平成元号の結びに御助言をいただければ幸いです。
 以上で全ての質問と要望を終わります。御協力ありがとうございました。