平成28年第 3回定例会−09月13日-02号


◆11番(船引嘉明)
 皆さん、こんにちは。議長のお許しをいただきましたので、市民の代弁者として、謹んで御質問させていただきます。
 それでは、さきに通告させていただきました質問項目1、西部地区の主要幹線道路の早期整備について、質問させていただきます。
 市の発展の源となった道の重要性を顧みると、市制が敷かれて10年後の1965年(昭和40年)に名神高速道路の東の港となり、積極的な工場誘致政策による多くの企業進出が相まったこと、さらに、これに続く東名・中央道・都市高速の結節点となり、製造と物流を中心に産業立地の促進が図られ、内陸工業都市へと大きく発展できたことは言うまでもありません。これにより、市の財源となる経済的基盤が確立できたわけです。
 このように、主要幹線道路網の強化こそ小牧の命綱であり、道のスムーズな流れをつくることは、日常茶飯事となっている交通渋滞の緩和や交通事故防止はもとより、防犯や緊急出動に対しても、安全安心なまちづくりの推進に寄与するものとなります。また、将来に向けて、市民の生命・財産を守り災害リスクの低減につながる都市機能のさらなる充実を図るためにも、快適な通行空間を確保し、広域を連携する道路の整備は欠かせぬことです。
 総じて、市民生活のアクセスの改善は、地域の最も基本的な社会基盤の確保であること、さらには、地域振興の種となる産業経済を支える企業の誘致や育成・雇用の拡大につながる歳入源となること、ひいては、市の生産性が向上し、自治力・成長力・競争力を強化し、地域サービスが高まり、活性化の創出や住みよいまちづくりに連鎖いたします。
 そこで、質問させていただきます。
 (1)として、都市計画道路一宮春日井線の未整備区間の整備について。
 東西両方向の渋滞がひどく救急車両も立ち往生し、人災を招いている国道155号の西之島以西の実情をつぶさに見て、喫緊の問題であるととらえ、県道一宮春日井線の未整備区間の事業化の早期着工・開通についてのお尋ねです。
 アとして、市内全線の整備状況についてです。
 幹線道路ネットワークや地域連携強化に資する道路整備を加速するため、選択と集中を基本に進めておられるところとは存じますが、慢性的な渋滞箇所は時間のロスが激しくストレスを感じさせます。そのため、早急な交通量の分散化を図らなければ、急ぐ車両が生活道路や狭い脇道を勢いよく走ることが多々見受けられ、子供やお年寄りにとって大変危険な状況が起こっているけれど、どのような状況になっているのか、具体的にお聞かせください。
 次に、イとして、未整備区間の事業着手に向けた取り組みについて質問します。
 市の取り組みとして、航空宇宙産業の集積や地域政策的なこともあり、特に大型倉庫の進出・増設により交通量がさらに集中しており、地域生活者から苦情の声が高まる状況をもっとよく勘案して、岩倉市との市境の矢戸川にかける橋から東側の小牧市内未整備区間の約1.3キロメートルについて、また、関連がありますので、管轄外とは存じますが、連結するその西側の岩倉市内未整備区間の約0.3キロメートルについて、あわせて愛知県にどのように働きかける取り組みをされておられるのかお尋ねします。
 次に、(2)の都市計画道路一宮舟津線の未整備区間の事業化についての質問ですが、アとして、市内全線の整備状況についてのお尋ねとして、北西部の市境から境川にかかる徳重橋の南、約120メートルまで整備された後、20年くらい事業がとまっており、地域住民にとっても、道路ネットワークがつながらないことに大変不便を感じておりますので、整備状況についてお尋ねします。

 次に、イとしても、こちらも(1)同様、未整備区間の事業進捗に向けた取り組みについて、具体的にどのような予定で進めておられるのかをお尋ねして、以上で1回目の質問とします。


◎都市建設部長(平岡健一)
 質問項目1、西部地区の主要幹線道路の早期整備について、順次答弁をさせていただきます。
 (1)都市計画道路一宮春日井線の未整備区間の整備について、ア、市内全線の整備状況とイ、未整備区間の事業着手に向け、どう取り組んでいくかとの御質問でございますが、アとイにつきましては関連がありますので一括答弁とさせていただきます。
 都市計画道路一宮春日井線は、本市を東西に横断し、東は春日井市、西は岩倉市、一宮市とを結ぶ主要幹線道路であります。
 現在の整備状況としましては、小牧南土地区画整理事業により整備を進めたバイパス区間が平成23年3月に供用し、市道トラックターミナル1号線との舟津西交差点より東側について整備が完了しております。また、岩倉市内におきましては、名鉄犬山線の跨線橋部を含む区間が平成23年5月に完成し、一宮市境から岩倉市八剱町六反田交差点までの区間で供用されております。
 したがいまして、現在、小牧市舟津地内から岩倉市八剱町地内に至るバイパス区間、延長約1.6キロメートルが未整備となっております。
 次に、未整備区間の事業着手への取り組みでございますが、都市計画道路一宮春日井線は、花塚橋から岩倉駅へ抜ける県道春日井一宮線のバイパスと考えており、本市といたしましては、一宮春日井線と併走する市道トラックターミナル1号線を活用した暫定的な整備の検討や当路線と交差する都市計画道路一宮舟津線の終点部から市道トラックターミナル1号線までの区間の市道整備を進めるなど、早期事業化へ協力体制を整えておりますが、現時点では残念ながら事業化には至っておりません。
 しかしながら、西部地区において非常に重要な路線でありますので、隣接する岩倉市と歩調を合わせながら、今後も愛知県に対し、継続して早期事業化を要望してまいります。
 続きまして、(2)都市計画道路一宮舟津線の未整備区間の事業化について、ア、市内全線の整備状況とイ、未整備区間の事業進捗に向け、どう取り組んでいくかの御質問でございますが、アとイにつきましては関連がありますので一括答弁とさせていただきます。
 都市計画道路一宮舟津線は、西部地区の南北軸を形成する重要な主要幹線道路であります。
 現在の整備状況としては、愛知県が事業主体となっております国道155号以北において、平成25年度に整備が完了し、供用開始をしております。また、本市が事業主体となっております国道155号以南につきましては、議員御指摘のとおり、徳重橋の南、約120メートルの地点から都市計画道路一宮春日井線までの約200メートルの区間が未整備となっております。
 次に、未整備区間の事業進捗に向けた取り組みについてでございますが、当路線は、過去に事業化いたしましたが、用地取得が難航し、やむなく事業を休止した経緯があります。しかし、当路線の重要性及び地元からの強い整備要望を踏まえまして、市道トラックターミナル1号線まで延伸する新たな事業に着手をいたしました。現在は、道路の予備設計などが完了しており、今年度は用地調査の委託業務を予定しております。
 今後も用地の御協力を含め、地権者及びお地元の御理解、御協力が必要でありますので、関係者との連携を密にし、事業進捗に鋭意努力してまいります。
 以上であります。


◆11番(船引嘉明)
 御答弁どうもありがとうございます。
 それでは、(1)の再質問はありませんが、要望として、このトラックターミナルかいわいの生命線となるアクセスの問題に、貸し倉庫が経年劣化による建てかえ予備軍となり、仕方なく転出する企業が出てきていることが重なり、また、国道41号の6車線化により企業が大口・扶桑方面に拠点を移す話も聞こえてきます。また、道路収容に関しても、長年懸案状況にあった地権者側も理解と協力に向かいつつあることなどのタイミングから、今こそ、将来市の発展に大きな影響をもたらす喫緊なる問題として、一気果敢なる早期整備を県に要望していただきたいと存じます。
 次に、(2)のイの再質問として、県道一宮春日井線と市道一宮舟津線との関連について、市道一宮舟津線を市道トラックターミナル1号線まで延長した整備計画になっておりますが、これらの道路の関連についてお尋ねします。


◎都市建設部長(平岡健一)
 一宮春日井線と一宮舟津線を延長した整備計画の関連性についてでございます。
 先ほど申し上げましたとおり、一宮春日井線と一宮舟津線は、西部地区の東西軸及び南北軸を形成する主要幹線道路であり、一宮舟津線が一宮春日井線に三差路で接続する計画であります。
 双方の都市計画道路が整備されることにより、道路ネットワークが構築され、整備効果がより一層大きなものになります。
 しかしながら、現時点においては、一宮舟津線が先行して事業着手しておりますので、市道トラックターミナル1号線まで延伸することにより、南北軸の道路ネットワークが構築されることとなります。
 また、一宮舟津線の事業進捗を図ることにより、一宮春日井線の部分的な事業化など整備手法の選択肢が広がると考えております。
 以上であります。


◆11番(船引嘉明)
 御答弁どうもありがとうございます。最後に市長に少しお尋ねをさせてください。
 今回質問をさせていただいたこれらの道路は、市の将来、大動脈となる重要な道路であることに間違いないと思います。
 冒頭に申し上げましたとおり、交通渋滞の緩和や交通事故防止はもとより、企業の誘致や育成・雇用の拡大、さらには防災上の視点からも、地域の安全確保と活性化を図る社会基盤たる幹線道路は、岩倉市側との連携を図り、優先的に整備促進する必要があると思いませんか。そこで、西部地区の主要幹線道路の早期整備について、市長の御所見をお聞かせいただきたいと思います。


◎市長(山下史守朗)
 船引議員から西部地区の主要幹線道路について早期整備の御質問をいただきました。おっしゃるとおりでございまして、私もその重要性は大変痛感しておりまして、何とか早期整備をしたいというふうな気持ちでいるところでございます。
 この西部地区につきましては、東名・名神高速道路と名古屋高速道路小牧線が交わる交通の要衝でありまして、交通の利便性を生かし、製造業や運送会社などが集積をしているため、大型車両を含む交通量が多い地域であります。
 主要幹線道路としましては、国道41号名濃バイパス、北尾張中央道及び国道155号などがありますが、いずれも時間帯により渋滞が発生している状況であります。
 議員御指摘の国道155号は、矢戸川を横断するための交通が集中することによる慢性的渋滞が発生しておりまして、物流などの速達性及び定時性の確保に支障が出ている状況であります。
 先ほど部長から答弁申し上げましたとおり、渋滞緩和には、一宮春日井線や一宮舟津線の整備は非常に重要でありまして、私としましても、先ほど申し上げましたが、早期整備の必要性、十分に認識をしているところでございます。
 このため、特に一宮春日井線につきましては、愛知県に対して市道トラックターミナル1号線を活用した暫定整備の検討を提案したり、また市としても早期整備に向けて積極的に働きかけを行ってきたところでございます。また、一宮春日井線の整備を見越しまして、交差する南北の一宮舟津線を市道トラックターミナル1号線まで延伸した整備を計画するなどしてきたところでございます。今後も引き続き早期事業着手に向け、愛知県と協議し協力してまいりたいと考えております。
 先ほどから繰り返し申し上げておりますとおり、私としましても、事業着手をいたしました一宮舟津線を延伸する事業が進捗することによりまして、一宮春日井線の事業化にも好影響を与えるものと考えているところでございます。
 これを進めていく中で、いずれにしましても、この地区の主要幹線道路の早期整備については、大変で重要でございまして、これは小牧市だけではなくて、近隣市町、特に岩倉市との連携の中で愛知県に強く訴えるなど、そうした連携の中で事業を進めていくことが重要でございます。なかなか愛知県なども厳しい状況でございますが、お地元や議員各位からも、また連携をさせていただく中で、ともにこの整備に向けて協力体制でいければというふうに思っておりますので、御支援をお願い申し上げます。


◆11番(船引嘉明)
 どうもありがとうございました。熟慮、御賢察賜り、本当に感謝しております。よろしくお願いいたします。今後とも何とぞよろしくお願いいたします。
 一宮から春日井まで一遍に道の流れがよくなれは、人も物も経済も、いろんな意味でものすごく勢いを持ってくると思いますので、ぜひともお願いいたします。
 以上、これにて私の質問を終了させていただきます。皆さん、どうも御協力ありがとうございました。